体験・見学

注文住宅ができるまで

着工からお引き渡し

初めての注文住宅建築には疑問がつきものです。完成までどのくらい時間がかかるのか、どのような工程で建てられるのか、そんな疑問を解消するため、着工からお引渡しまでの工程を分かりやすくご説明します。

1ヶ月目(着工準備)

地盤調査

家を建てる前の重要な工程で建物の基礎設計に必要な土地の地盤状況を調べる作業です。安定した建物を造るために土地の強度や地盤の沈下リスクを確認します。

地縄張り

建物の位置や境界を実際の土地にマーキングする作業です。測量データを使い、建物の基準点を確定します。これにより、建物の配置が正確に決まり、土地を最大限に活用できます。隣接地との間隔なども確保され、建設がスムーズに進みます。地縄張りは建物の設計段階で重要であり、正確な計画と工事の成功につながります。

地鎮祭

土木工事や建物を建てる際に、その土地の神様に土地の利用許可を得て、工事の安全と無事に完成することをお祈りする儀式です。

地盤改良工事

建物の安定性と耐久性を高めるために行う工事です。これは地盤調査の結果、地盤改良が必要になった場合に行われます。地盤の強度や安定性が不十分な場合、建物が沈下したり、地震や地盤沈下などのリスクが高まる可能性があります。それを防ぐために地盤の強化や安定化をすることで長期にわたり安心して家を建てることができます。

2ヶ月目(着工)

基礎工事

基礎工事は建物の土台をつくる重要な工程です。地盤に適した形状や材料で基礎を作り建物をしっかりと支えます。地震や自然災害に強い安定性を持ち、長く安心して暮らせる家づくりの基本となります。

3ヶ月目(着工)

足場設置

建物周囲に一時的な作業床を作ります。高所で外壁の施工や塗装などを安全に行うための重要な工程です。

上棟

木造住宅の建築において、基本構造が完成した後に屋根の最上部に「棟木(むなぎ:屋根の最上部に取り付けられる部材)」と呼ばれる木材を取り付ける工程です。「棟上げ」や「建前」と呼ばれることもあります。この日は特別な日で、建物の規模や複雑さ、工事の進捗状況によって時間が異なりますが、小規模な家屋の場合、一日で基礎の状態から屋根の下地まで一気に組み上げます。建物の形が見え、家ができていると実感できる瞬間です。

4ヶ月目(着工)

屋根工事

現場の資材を濡らさないために優先的に行われます。屋根の構造材に構造用合板を貼り、その上に透湿防水シートを施工します。バルコニーがある場合は、屋根材と同時にバルコニー部分の防水工事も行います。

外壁工事

基礎が完成した後に、断熱材や防水シートを取り付けます。次に、外壁材(サイディング、モルタルなど)を取り付けます。窓や換気扇など外部に貫通する箇所の防水処理もしっかり行います。最終的に外壁の仕上げを行い外観を美しく仕上げます。

5ヶ月目(着工)

内部造作工事

建物内部の下地を作る工事です。壁、間仕切り壁、天井、床、階段、建具(ドア・障子・ふすま)などを作ります。内装の仕上がり具合を左右し、住人の理想的な居住空間を作り上げる重要な工事の1つです。

内装工事

内部造作工事が終わると装飾や仕上げを行う工事に入ります。壁や床の仕上げにキッチンや浴室などの水回りスペースやアクセントにタイルを貼ったり、あらかじめ部屋の寸法に合わせた畳の敷き込みを行います。また室内の塗装やクロス張り、スイッチプレートやブレーカー、コンセントカバーなどの照明設備の取り付けを行います。

設備工事

家の生活に必要な電気、給水、排水、空調などの建物内のインフラ整備を行う工事です。暖房・冷房、キッチン、トイレなどの設備を適切に取り付けます。

エクステリア工事

敷地外の工事を指します。庭、駐車場スペース、門やフェンスの設置などが含まれます。外観や環境を整え、建物を魅力的かつ機能的に仕上げる作業です。

6ヶ月目(竣工)

竣工

建物の完成と検査が終了し、使用が許可される段階です。竣工の際には、施工者や関係者が検査を行い、安全性や品質を確認します。

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