不動産購入の基礎知識!「家を買う時の流れ」分譲物件編

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2019年03月05日

不動産購入の基礎知識!「家を買う時の流れ」分譲物件編

住まいを買おうと決心したら、入居するまでどういう流れになるのかを知っておくと、行動計画も立てやすく安心です。まずは、分譲物件の場合と、仲介物件の場合に分けて見ていきましょう。


住まいの販売形態は大きく分譲物件と仲介物件に分かれます。これによって購入の流れが少し変わります。まずは、物件の販売形態を確認し、分譲物件と仲介物件の違いを見ながら、購入の具体的な流れを把握しましょう。

分譲物件と仲介物件の違い

(1)分譲物件

売り主である不動産会社から直接購入する物件です。(売り主から販売代理を受託した不動産会社を窓口に購入することもあります。)一般的に新築マンションや販売戸数の多い新築一戸建ては分譲物件となります。

(2)仲介物件

売り主から仲介の依頼を受けた不動産会社を通して購入する物件です。一般的に販売戸数の少ない新築一戸建てや中古物件は仲介物件となります。仲介物件の場合は、不動産会社への仲介手数料が発生することがありますので、事前に確認が必要です。

購入の流れ<分譲編> 分譲物件を買う場合の一般的な流れ

その「希望条件を考える」
住みたい街、購入希望住宅の種類や間取り、広さや購入予定時期をまずは考えましょう。

その他、駐車場やお庭、学校、病院、買い物などの周辺環境も考慮するとより安心です。 
その「購入予算を決めましょう。」
住み替えたいエリアでの希望の見合う住宅の大まかな相場を調べて、預貯金や借入可能額を考慮して、予算の目安を立てましょう。
 下記の表は、(フラット35)での「年収別借入可能額目安」です。
                                     (返済比率25%が標準です。)


返済比率表_フラット35シミュレーション
その③「希望の物件をさがしましょう。」
 
「福岡市東区の中古戸建て」など
 
インターネットでキーワード検索したり新聞折り込み広告、不動産会社からの紹介など  から物件情報を集め、希望条件に合う物件を探します。  
その「現地を視察しよう。」
お気に入りの物件が見つかったら、現地に行き、学校、買い物、病院などの周辺環境や 建物、道路の状況などを
確認しましょう。現地確認をして気にいれば、情報元の不動産会社に連絡し詳しい情報を入手しよう。
 
その「資金計画を立てよう。」
不動産会社に連絡したら、平行して資金計画を立てましょう。
購入希望の物件価格以外に必要な諸費用や住宅ローンの金利、毎月の返済額などを試算しましょう。 ご自身で難しければ、不動産会社に相談しましょう。 
その「購入の申し込みをしよう。」
購入希望物件を他の人に押さえられないようにするには、「書面での申し込みと申込証拠金を収める」が必要です。ある意味先着順となっており、せっかくの希望物件が他人に押さえられる事もあります。希望物件が決まれば、不動産会社に購入の申し込みをしましょう。この時に(申込証拠金)を求められる場合がありますが、売買契約前に申し込みを取り下げる場合は全額返金して貰えるます。

※住宅ローンを利用する場合は、審査が必要なので、事前に金融機関と保証機関による審査を受け内諾を受けましょう。
※多くの場合は、不動産会社が融資の斡旋や手続きサービスを行っていますので、相談してみましょう。
その「重要事項の説明を受けよう。」
物件の購入申し込みが売り主(所有者)に承諾されると、売渡証明書が発行されます。その後、購入申し込みをした不動産会社がから、購入物件の重要事項の説明受けます。その時に契約日を決めるのが一般的です。
その「不動産売買契約を結ぼう。」
重要事項の説明が終わると、いよいよ「売買契約」です。重要事項の説明や売買契約の中身を良く確認し納得してから、売買契約書に記名、押印しましょう。この時に、売買契約金として購入価格の約20%と手付金として納めるのが一般的です。
※不動産会社が売り主の場合は仲介手数料は不要です。 
その「住宅ローンの契約をする。」
住宅ローンを利用する場合は、売買契約が終わると、売買契約書を基に提携する金融機関(銀行など)と住宅ローン
の正式な契約を結びます。最終の決済日 は、融資を受ける金融機関で決済をすることが多いです。
その「いよいよ、住居の引き渡しです。」
無事に決済が終わると、購入した住宅の引き渡しです。(未完成新築の場合は完成後)売り主の不動産会社から物件の引き渡しを受け、鍵の引き渡しがあります。

※引き渡しまでに、引っ越しの準備や電気、ガス、水道の利用手続きなどの準備を済ませておきましょう。
 
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